対人関係で、どうしても他人軸になってしまっていたわたし。こんな悩みがありました。
例えば、話し合いのときに他の人の意見を尊重してしまう。また、みんなでやっていることが、なぜか自分の責任になってしまったような気がしてしまう。そして、楽しむはずで行った、飲み会や交流会の後、なぜか疲れを感じる。などなど。
前回「良い人」になってしまっている人ってどんな人かということについて書きました。読んでいただいて、みなさんにも、思いつくところがあったりしたかもしれません。
一体なんで、そんな気持ちになってしまうのか、その理由について
良い人になってしまう、理由とは?
だれかに認めてもらいたい
自己の価値を他人からの承認や評価で得ようとする場合があります。そんなとき、他人に喜ばれる行動をとりがちです。この結果、他人からの好意や認められ、自己のアイデンティティを保つようになります。
自己犠牲することに慣れてしまっている
他者への奉仕をすることを美徳と思ってしまっていることも理由としてあるでしょう。文化的または家庭環境が原因です。これにより、自分のニーズを後回しにしてでも他人を助けるようと思うのです。また、そこに価値を見出すようになる場合があります。
対人関係から感じる不安
人と触れ合えることは良いことです。だからこそ、対人関係を失うことや孤立することへの恐れもあります。他人との衝突を避けるために自己主張を抑えてしまうことも。そして他人を優先する行動を取ることがあります。
人のことまで自分のことに感じる過剰な責任感
他人の幸福や問題の解決を自分の責任だと感じる過剰な責任感があることも。自分にできる限りのことを(人のことなのに)やってしまう傾向があります。
低い自己評価
自分自身の価値を低く持っているため、他人からの承認を通じて自己価値を高めようとします。そのためしばしば、他人の要求を断りきれず、常に「良い人」であり続けることにつながります。
育成された役割
幼少期から他人の世話をする役割を担ってきた場合、その役割が成人後も続くことがあります。これにより、対人関係の中で他人のニーズを自分のものよりも優先することが習慣となっていることがあります。
まとめ
上のような要因を理解し、自己の行動パターンを認識していればいいのです。そうしていれば、バランスの取れた健康的な関係を築くことができます。必要であれば、専門家の助けを借りて自己理解を深め、健全な自己主張を学ぶこともいいですね!
次は、そんなときに大事なコミュニケーションの仕方についてご説明します。お楽しみに!
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