私MIMIは何でみんなの強みを開発したいのか?

私MIMIについてはプロフィールに載っけてはいるのですが、どうして強み開発幸せ企画を今しているのか、説明してきていなかったですね。なので、改めてですが、私が今どうしてここに辿り着いたのかをお話したいと思います。私は決して強い人間ではないし、個性が強かったというわけでもないと思っています。

目次

私の育ってきた環境

私はずっと長女として期待されながら成長してきました。厳しく育てられました。とにかく親のいうことを聞いて暇もなくお勉強をしてきた私は、大人になったら自由になるんだ。きっと素敵な自分になっているんだという気持ちでいっぱいでした。海外にいってみたり日本にいたりしながら過ごしたかったのです。

戦略的に考えるとは

新卒で入った会社で、私の考える力を鍛えられました。戦略的に考えるということは、自分の立ち位置を把握して、今あるものを最大限に活かして、それを方向性として、こうなるだろうという仮説の未来に表現し、いつかまでに形にしていくこと。そこが私の基盤でした。

訪れる転機

仕事はよかったのですが、そこで転機が訪れます。一度目の夫と出会うのです。彼はイタリア人で年上の方。私のようなまだ社会人としてキャリアを踏み出したばかりの人間よりも、地元で守るものの多い人でした。自分を愛することを教えてくれたその人に出会って、私は移住することにしたのです。随分と悩みました。全くわからない言語や文化の国にいくことで、今まで楽に暮らしていた自分のキャリアは終わりにしようと思っていました。

なにもないところでできること

イタリアに住み始めて気づきました。私を大事に思っている両親も友人も、お世話になった先輩方も日本にいる。私は本当に一人なんだということ。

また、今まであった職場はもうないので、もちろん仕事は作っていかなくてはいけない。幸い夫の仕事先は前の職とは同業であったので、仕事先に自分のできることや今までの仕事をプレゼンにまとめて、できることを精一杯アピールさせてもらう機会をいただき、納得いただき、仕事をさせてもらえることになりました。

強みを押し出す営業戦略

だからといって、順風満帆ではありませんでした。イタリアのデザインコンサル業界は大不況。メーカーは予算の縮小を図って、外注にださなくなってきたのです。そんななか、徹底的に営業戦略を策定しました。私たちの強みをはどこにあるのかを分析し、それをプレゼンし、数件案件を獲得しました。インドにも行って、デザインカレッジとの提携もし、支社もつくりました。戦略を重視する日本を知る私とイタリアのクリエイティブの融合。それを全面に押し出しながら、どうにかこうにか生き抜いてきたのです。

死別という逆境

そうなんです。仕事で私は自分のいる立場を受け入れざるを得ない状況で、そこで勝てる強みをずっと使いながら過ごしてきたのです。そんな中、一度目の結婚の夫が癌になり、死別しました。まったくの予想外の出来事です。いつか死別することがあろうとは思っていましたが、(それは皆そうですよね)まさかそんなに早く起こるとは思ってはいませんでした。

私は一人になってしまった。海外で一人。

もちろん、結婚生活で友達になってくれた人々が私を支えてくれました。ひどく悲しんで呆然としていた私に時間をくれたのです。

しかし、私は本当に一人でどうやって生きていけるだろうかと考えました。まだその頃は40手前、子供もいない。場所にはしばられていないし、このタイミングならまだ必要としてくれる企業もあるだろう。大好きなイタリア。でも後ろ盾のないイタリア。私は、海外での経験を強みとして持って帰って、日本に戻ることを決めました。

オプションB

私は、シェリル・サンドバーグの「オプションB」という本を読み、Facebookの役員として活躍していた彼女がどう夫の死別に向き合ってきたのかに刺激を受けました。まだ人生にはオプションBがある。まだ女であるわけだから女としての私の幸せも求めようと考えました。

結婚生活の良さを知っていた私はもう一度結婚してみようと思ったのです。そこから婚活が始まるのです。私はアプリを駆使していろんな方と知り合いました。ただただ付き合いをしたい人や、まったく会話も進まない人や、きっと他の方にはあうんだろうなという人、色々な方とお話しする中で、私はさしさわりのない付き合いを求めているんだろうっけ?結婚ってそういうものじゃないでしょ?と思ったのです。

強みを活かして再婚へ

ここでも私の強みを活かすことになりました。プロフィールを改善して、私の海外生活の長いこと一度目の夫を亡くしたことを包み隠さず書き。音楽のテイストや好きな本、得意なことや不得意なことなど、全てを曝け出しました。

そこで出会ったのが、今の夫です。

いうなれば、海外ずれしている私を面白がることのできる余裕のある夫で、音楽の話をお互いにしていても本当に刺激的で、一度目の夫が見つけてくれたんだろうと思うほどのおもしろい人物です。強みも弱みも全てのポテンシャルを曝け出して、出会いにつなげたのです。

強みも弱みもポテンシャル

そう、仕事だけでなく、生きる上で強み(弱みも)は生きていく上でも武器となってくれるのです。強みも弱みもいわば、ポテンシャルなんです。全てを把握し、それを活かしていけば、自由な生き方も実現できるのです。

今、私はみなさんにもその利点を知っていただきたいと思って、まずは自己開示をしました。曝け出すことで、私をいい例にも悪い例にも、使っていただければと思ったのです。

強みも弱みもポテンシャルとして、まずは認識して、自己受容、自己肯定へとつなげて前へ進んでいった例として、参考にしてください。みなさんにも是非、強みも弱みも全てのポテンシャルを活かしていただきたいです。

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