ポジティブになりたい!でも、なぜか前に進めない、そんなメンタルブロックを感じるときは結構あります。「失敗してしまうのではないか」だとか「わたしにはきっとできない」と思って、自分で自分にブレーキをかけてしまうことはしばしばありました。そんなとき、どうしたらいいのでしょう。
まず、どんな理由があるのか、原因を探ってみましょう。
自分の行動をブロックしてしまう原因
不確実性への恐れ
未知の行動に踏み込むことは、また別の未知の結果をもたらす可能性があります。不確実性に対する不安や恐怖が、行動をためらわせることがあります。結果が予測できないことが、不安、メンタルブロックの原因になります。
これは生物学的にももっともな理由です。自分の知らないことに関しては不安を抱くものです。むりにポジティブさを装う必要もありません。
過去のトラウマや、自己効力感の不足による失敗への恐れ
失敗は成長の一環であるにもかかわらず、失敗を恐れることが行動を阻害することがあります。自分に対する信じる力や自己効力感が低い場合、失敗は避けるべきものとされることが、メンタルブロックの原因となります。
他者の評価への恐れ
他人からの評価や批判を恐れることが、行動を躊躇させることがあります。他者の意見が自己価値に影響を与えることを恐れ、行動を避けることがあります。
では、どうやったら、こうしたメンタルブロックを解いて、ポジティブに行動することができるのでしょうか?
どうやってポジティブに行動できるようになるのか?
スモールステップでOK!小さな一歩から始める
大きな行動を怖がるのは普通です。まずは小さなステップから始めましょう。目標を細分化し、少しずつ進むことで、行動することが少しでも簡単に感じられます。
やりやすいことから始めるとメンタルブロックを感じずに、振り返ってみたら意外と積み上がっているのが見えるはずです。
やりがいを感じる、目標を具体的に設定する
あいまいな目標を追い求めると、不安や恐怖が増すことがあります。なぜなら、不確実だからです。そこに意味や目的が感じられれば、人は幸福感を感じます。目標を具体的かつ明確に設定し、達成可能なステップに分けることで、自分の進捗を見ることができます。
どんどんそのステップが達成できたら、チェックをつけていきましょう。達成できるという自己効力感につながり、自分を信じることができます。今日の「できた」は明日の「したい」を。そしてメンタルブロックは外れていき、よりたくさんの「できる」を産むのです。
ポジティブな言葉やアファーメーションを使う
自分に対してポジティブな言葉やアファーメーションを使うことで、自信をつけることができます。例えば、「私はできる」「成功するだろう」といった言葉を意識的に使ってみましょう。
もちろん、自分の言葉ではないかもしれませんが、言っているうちにそれが自分の言葉になっていき、次第に自分の行動になっていきます。
失敗を恐れない
失敗は成長の機会です。行動することが怖いと感じると、失敗を避けようとしてメンタルブロックを作ってしまうことがありますが、それが逆に成長の妨げになります。失敗から学び、次にポジティブに活かすことを考えましょう。
失敗はあるものだというくらいの気持ちで望むと、ポジティブに事に臨めます。
リラックス技術を学ぶ
行動することが怖い場面でリラックス技術を使うことで、メンタルブロックをうむ緊張や不安を和らげることができます。深呼吸、瞑想、筋弛緩法などが効果的です。
コーピングリストの作り方をご紹介しましたが、ここで実践するのもいいでしょう。
You are enough! 自分に優しくなる
メンタルブロックがかかっても、自分に厳しくなりすぎず、自分を許すことも大切です。達成できなかったことを責めず、ポジティブに次に進むことが大切です。
そう、あなたは十分にやってきたのだから。
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