What you think you become. 自分探しについて

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終わりのない旅

私たちはなんでこんなに自分探しをするのでしょう?自分はここにいるのに、なぜか私ではない感じ。不確かでおぼろげで、なぜかそれが掴みづらい。私が私ではない感じ、私が何か、誰かになっているような感じ。

私自身、なぜか日本にいるときは、自分がだいぶわからなくなることが多く、それこそ、占いで自分のタイプはこうとか言っていただくことに意味を見出していました。今も私はタロットやオラクルを自分と向き合う内省の時間として使っていますし、皆さんにもおすすめしていますし、月や火星の位置によって暮らし方や気持ちを切り替えることはしています。しかし、この星に生まれたからこんな人のはずだとか、このカードが出たから絶対こういう運命にあるというのはそこまで重視しなくなりました。

しっかりと輪郭を描く

そう。自分探しは終わりがありません。終わりがないのは仕方がありません。なぜなら、自分自身というのは、おぼろげで不確かなものだからです。いつも起こるコトに対して変わっていくものだし、要はつどつど輪郭をはっきりと描ければ良いのです。

アップアンドダウンは人生に組み込まれているものです。例えばインフルエンザや感染症の広がりをみていただくと明らかでしょう。常にアップダウンをして、新型を生み出しながら伝播していくのです。人生や自分というものも、世の中の事象もそのようにカーブを描いて変容しているのです。

だからこそ、自分のことを認識しているかどうかが大切ですよね。そのために、私というものに向き合って、今何を望んでいるのか、何を達成してきたのか、何に没頭してきたかどんな強みを持っているのかを書き出したり共有することで、この輪郭をはっきりさせるのです。

しっかりと方向感を掴む

自分という存在のおぼろげでも輪郭が掴めたら、そのかたまりが、どんな方向感を持っているかどうか。ビジョンを持っているかどうかを掴むことも大切です。自分を認識するのは、過去を振り返ることもそうですが、未来を見ることも大事なのです。

私は一体どこに向かおうとしているのか。迷ってしまい、なぜか何もない宇宙にぽいと投げ出されたような心細さを感じるかもしれません。ただ、その孤独感はアドラーの「人間は自分の運命の主人公である」という見解で、開かれた可能性として昇華されるのではないでしょうか。

私が未来を作っていけるんです。ということは未来の自分は探すものではなく、作るものなのです。

確かに未来の作り方もそのつどつど見返していく必要があります。なぜなら自分と同じようにその方向感もやることも日々変わっていくからです。ワークとしては、どんなことに価値を感じていて、どの部分を叶えたくて、どの部分に改善や補強が必要なのかを見ていくことで、自分の持てる強みを活かした未来を作り出すことができます。

未来への自分は作っていける

そうなんです。自分は探していては見つかりません。なぜなら日々自分で作っているからです。フロイトの過去にしばられた自分ではなく、ポジティブ心理学は未来どうあるかで自分が作っていけると考えています。カウンセリングやコースを通して、皆さんにはぜひ体験していただきたいと思っています。

What you think you become.” 「こころがすべてです。 あなたは、あなたの考えた通りになります。

Buddha

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